win-scan
win-scan
コマンドついて、以下に記します。
概要
win-scan
コマンドは yamory-cli をインストールしたローカルホストのスキャンを行ないます。
win-scan
コマンドはスキャンを行う際に、コマンドフラグ及び設定ファイルの内容で動作を決定します。
設定ファイルはコマンドフラグ --config
により指定できます。指定がない場合、カレントディレクトリ直下に config.yaml
が存在すれば読み込みます。
また、スキャンにはアクセストークンが必要です。
アクセストークンは、チーム設定画面より発行できます。
発行手順などはこちらを参照してください。
アクセストークンは、コマンドフラグ、または設定ファイルで指定できます。
両方指定された場合の優先順位は以下の通りとなり、設定ファイルの設定が無視されます。
- コマンドフラグ(
--token
) > 設定ファイル(token
項目)
コマンドフラグ
フラグ | 説明 |
---|---|
--config |
設定ファイルの場所 (省略時は ./config.yaml ) |
--token /-T |
ホストスキャンのアクセストークン |
設定ファイル
設定ファイルは yaml 形式で記述します。直下に token
と hosts
キーを記述できます。
キー | 型 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
token | 文字列 | ホストスキャンのアクセストークン | |
hosts | 配列 | スキャン対象の情報 |
hosts
スキャン対象のホストの情報です。下記のキーを記述できます。
キー | 型 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
title | 文字列 | yamory サービス上表示されるスキャン対象の名前。省略した場合、Windows で設定されているコンピューター名になります | |
winUpdateType | 文字列 | 更新プログラムの取得先を指定します。Windows Update を使用する場合は WU 、WSUS を使用する場合は WSUS を指定します (省略時は WU ) |
|
openSystem | 文字列 | 公開ホストの設定を true または false で指定 |
|
tags | 文字列 | ホストタグ名をカンマ区切りで指定 |
openSystem パラメーターについて
公開ホスト(外部ネットワークからパブリックアクセスが可能なホスト)として使用するかを指定することができます。
公開ホストの場合は true
、非公開ホストの場合は false
を指定します。
openSystem
が未指定の場合、前回スキャン情報があればその状態を引き継ぎ、初回スキャン時は公開ホストとして登録されます。
本パラメータはトリアージレベルの計算に使用されます。
設定ファイル例
token: xxxxx
hosts:
- title: "windows-server"
winUpdateType: "WU"
openSystem: true
tags: "tag1,tag2"