2025/11/14
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会が主催する「日本セキュリティ大賞2025」において、セキュリティ運用支援部門で「奨励賞」を受賞したことをお知らせいたします。

サイバー攻撃の巧妙化・複雑化が進む現代において、セキュリティは単なる「守りのIT投資」ではなく、事業継続と成長を支える「攻めの経営戦略」として重要性が増しています。しかし、多くの企業や組織では、予算や人材、ノウハウ不足といった課題に直面しています。
「日本セキュリティ大賞」は、地道ながらも優れたセキュリティガバナンス、運用プロセス、人材育成の仕組みなどを構築している組織の取り組みに光を当て、その知見を広く社会に共有することで、日本全体のセキュリティレベル向上に貢献することを目的としています。
yamoryは、ITシステムの脆弱性を自動で検知し、管理・対策ができるクラウドサービスです。
昨今のサイバー攻撃の激化、サプライチェーンリスクの高まり、法規制強化に伴い、企業は脆弱性管理において高度な対応が求められています。しかし、多くの企業では専門人材の不足、脆弱性情報の膨大さ、開発スピードとのミスマッチといった課題に直面しています。yamoryは、オープンソースソフトウェア(OSS)から商用プロダクト、クラウド設定やEOLリスクまで、多岐にわたる脆弱性情報を網羅的に収集し、独自のアルゴリズムで優先順位付け(トリアージ)を行います。これにより、開発チームは本当に対応すべき脆弱性に注力でき、運用負荷を大幅に軽減します。
この度yamoryは、セキュリティ運用支援部門にて、「ソフトウェアサプライチェーン全体の脆弱性管理という課題に対し、自動検知からトリアージ、対応管理までを網羅し、運用負荷を大幅に軽減するアプローチである」と評価され、「奨励賞」を受賞いたしました。
yamoryは今後も、誰もが世界標準の対策ができるセキュリティの羅針盤を目指し、サービス向上に努めてまいります。