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yamoryとyamoryプロダクト開発について

佐久間友樹
2024.10.18

はじめに

はじめまして、yamoryでプロダクトマネージャーをやっている佐久間と申します。

yamoryはセキュリティサービスの特性上、製品ブログにてテクニカルな発信も行っていました。 しかし製品のこととは少し離れた、たとえばプロダクト開発の現場や組織のことも皆様に知っていただくため、この度テックブログを開設することにしました。ぜひyamoryのことを身近に感じていただけたら幸いです。

第1弾としましてyamoryとyamoryを開発しているプロダクト開発グループについてご紹介したいと思います。

yamoryとは

エンジニア向けに大雑把に説明しますと、プロダクトを提供する上で注意する必要があるOSS、サーバー、コンテナのパッケージの脆弱性や、クラウドの設定リスクなどを管理、対策しやすくするためのSaaSです。

正式なサービス説明については、製品ページがございますので、以下を見ていただければと思います。
https://yamory.io/

アプリケーションを提供するエンジニアや、インフラを管理するインフラエンジニアなどが直面する課題に対してサービスを提供しているため、ドメイン知識を持つエンジニアが中心となってサービス開発を行っています。

yamory_website

yamoryのミッション

yamoryはセキュリティプロダクトであり、安心してテクノロジーを活用できる世界を実現するをミッションとして掲げております。

自分たちもエンジニアであり、お客様もエンジニアリングを必要とする組織だからこそ、成果物に責任をもち、チャレンジを繰り返しており、そして成果を楽しんでおります。

単に作るために技術力を適用するのではなく、その技術は本当に必要か?自分たちの今後にとって効率的か?それは今のプロダクトの目標に対して最良か?を日々全力で考えております。

プロダクト開発グループについて

yamoryのプロダクト開発グループは社員5名、SESを含めても10名程度でまだまだ小規模なチームですが、小規模チームであることを活かしたフレキシブルな開発が魅力的なチームでもあります。

プロダクト開発グループに加え、PdM、デザイナーなどのプロダクトマネジメント部横断組織も加わると15名ほどで運営しているプロダクトになります。

スピード感をもちつつも、メンバーが何をやっているかが大体わかり、新しいチャレンジもやりやすい規模感です。

開発基盤について

AWS上でインフラを構築しており、主要な開発言語はサーバサイドはKotlin + Spring Boot、フロントエンドはAngularを採用しております。CLIやLambdaなどの開発ではGoも利用しております。

Lambdaを除けばほぼコンテナを採用しており、ECS Fargateがメインで使われております。

少数チームで効率的に運用するため、基本的にIaC以外のインフラ構築も認めておらず、GithubActionを利用したCI/CDでインフラ操作が行われるようになっております。

またyamoryはセキュリティサービスであるため、もちろんセキュリティには力を入れており、IAMユーザーなどの利用も認めておらずIdPからのIAMロール利用でしかインフラは操作できないように整備しており、組織規模に対して安心度の高い開発環境になっているかと思います。

yamory_ architecture1
yamory_ architecture

日々の進め方

開発はスクラムを採用しており、現在は全員でリファインメント、プランニングを進めています。

基本的に全員がスクラムイベントに従って、スプリントを進めつつ、運用なども並行して行っております。現在組織の拡大にむけて、少しづつ分業も整備している状態です。

設計などは、PdM、テックリードがある程度方向性をブレイクダウンした後、担当者が最終的にオーナーシップを持ちつつ、チーム全員で設計の確認をしております。

デイリースクラムでは、日々アイスブレイク的に持ち回りでいいこと話を共有しており、メンバーの意外な趣味や、最近の技術情報、イベントの共有、心奪われた書籍の話、日々のライフハックなどゆるふわながらもおもしろい話から一日が始まります。

まとめ

現在のyamoryプロダクト開発グループの中身や進め方の一部をご紹介させていただきました。

こちらは2024年10月時点の体制ですが、今後プロダクトの成長に合わせて、組織の形も変化していきます。組織の目指したい方向性ももちろんありますが、一緒に働く人たちに合わせて、変化させていきたい部分もあります。全方位で採用を行っており、多様な背景をお持ちの方に参画していただきたいと思っております。これからのyamoryの変化をともに作っていけるメンバーのご応募をお待ちしております。

また、よりyamoryを知っていくためのコンテンツはこれから定期的に発信していきますので、お楽しみにしていただけますと幸いです。