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yamory初ハッカソン開催

佐久間友樹
2025.7.31

AIハッカソンを開催しました - アイデアから動くプロダクトまでの挑戦

こんにちは、yamoryでプロダクト開発を担当している佐久間です。

2025年6月4日、yamory事業部で初となるAIハッカソンを開催しました。生成AI技術を事業にどう活かすか、チーム全体で考え、実際に手を動かして形にする機会となりました。今回はその取り組みについてご紹介します。

なぜAIハッカソンを開催したのか

yamoryではこれまでも様々な技術的チャレンジを行ってきましたが、生成AI技術の急速な進化を前に「事業部全体でAIの可能性を探りたい」という声が上がりました。単に技術を試すだけでなく、実際の業務課題の解決や、お客様への新しい価値提供につながるアイデアを形にすることを目指しました。

運営メンバーは立候補制で私を含む4名が集まりました

  • プロダクトチーム:2名
  • ビジネスチーム:2名

アイデアソンからハッカソンへ - 2段階のアプローチ

Phase 1: アイデアソン(4月26日)

まず半日をかけてアイデアソンを実施しました。参加者を複数のチームに分け、「yamoryとAIをどう組み合わせるか」をテーマに自由にアイデアを出し合いました。

アイデア出しの後は、Impact Effort Matrixを使って実現可能性とインパクトの観点から絞り込みを行い、最終的に4つのアイデアが選出されました。

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Phase 2: ハッカソン(6月4日)

選ばれたアイデアのうち2つを、1日かけて実装しました:

午前:要件定義セッション

  • ビジネスチームとプロダクトチームが協力
  • 実際の運用課題や顧客要望を深掘り
  • 技術的な実現可能性を検討

午後:プロトタイプ開発

  • プロダクトチームが集中して開発
  • デモ可能なレベルまで実装を進める
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生まれた成果物

1. カスタマーサポートAIアシスタント

お客様からの問い合わせに対する一次対応をAIがサポートするシステムを構築しました。過去の問い合わせデータと製品ドキュメントを学習させることで、よくある質問への回答や、適切な担当者への振り分けを自動化できる可能性を示すことができました。

2. セキュリティ貢献度可視化

セキュリティチームの日々の脆弱性対応活動を可視化します。どれだけの脆弱性に対応したか、その難易度や重要度はどうだったかを一目で把握できるようになりました。

なお、これらの成果物は、ハッカソンを通じて実際に有用であることが証明できたため、近々正式に運用開始することが決定されております。

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参加者の声

アンケートから一部を抜粋します:
「動く、さわれるという正義」
「実務で使えそうなレベルで体験することができた。事業部全体でAIによる可能性を認知できた点でも有意義だった」
「ビジネスとプロダクト側で立場を分けて進めることで、プロダクトで実現したいこと、実現性というそれぞれの観点で見れて良かった」

学びと今後の展望

成功のポイント

  1. 職種を超えたコラボレーション - ビジネスとプロダクトの視点が融合
  2. 明確な時間制限 - 1日という期限が集中力を高めた
  3. 動くプロトタイプ - アイデアだけでなく、実際に触れるものを作った

改善点

  • 技術的な袋小路にはまってしまうチームがあった
  • 中間チェックポイントがあればもっとスムーズに進められた
  • ファシリテーション技術の向上が必要

AIプロダクト開発の気づき

実際に手を動かしてみて、以下のような技術的な学びがありました:

  • プロンプトエンジニアリングだけでは限界がある
  • データの前処理と整備が成否を分ける
  • 複数の技術要素の組み合わせが重要
  • 職能をまたいだ価値発揮が必要
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おわりに

第1回yamory AIハッカソンは、参加者全員から高い満足度を得て成功に終わりました。単に新しい技術を試すだけでなく、実際の業務課題の解決につながる可能性を持ったプロトタイプを生み出すことができました。

現在、第2回の開催に向けて準備を進めています。

yamoryでは、このように新しい技術への挑戦を通じて、お客様により良いサービスを提供することを目指しています。今後もこのような取り組みを続けていきますので、ぜひ次回の報告もお楽しみに!